ヌソ◆voy///nusoのチラシの裏
No.584
2013/06/17 (Mon) 23:32:08
今日、ぬそ父の病院だった。その後はデイサービス。
朝、病院待合室で待ち合わせたぬそ父から聞かされた話しはその時は深刻に受け止めていなかった。
「昨日の夕方、買い物から帰ってきた時はあったカバンが、朝起きたら無くなってた」
と。
脳梗塞の影響で時計で言うと「9時〜12時」の範囲は見えてない。
探したけど見つけられなかったんじゃないか?との思いが強かった。
お世話になってる施設のスタッフさんに事情を説明して、デイサービスから送り届けて貰う時に一緒に探して貰えるようにお願いした。
結果、無かった。
警察に事情を説明して、マンションの防犯ビデオを見せて貰えるように、警察が管理会社と約束を取り付けた。
理由は「きちんとカバンを持って出かけ、カバンを持って帰ってきた事が照明出来なければ、自宅から無くなった証拠にならない」ということ。ぬそ父は脳に障害がある。そういう人の話を全て信じることが難しいのだという。
ごもっとも。
約束の時間は17時。父の部屋で待つように言われていたぬそは、17時を10分ほど過ぎた頃「遅いなー」と思い、1階の管理人室に出向いた。
するとそこには2人の男性がいた。
どうやら所有者親子のようだった。
「警察の方、まだですか?」と聞いたら息子が怒鳴りだした。「何時だと思ってるんだ!」「いつまで待たせるんだ!」「もう帰るぞ!」「カメラ見たからって何が分かるんだ!」「見せる事を拒否できるんだぞ!」「まえもそうだったじゃないか!」等々怒りが収まらないご様子。
私は「カバンをきちんと持って出て、持って帰ってきたという確認が必要だといわれまして…」と説明すると「そんなもん見えるわけないじゃないか!」と怒鳴り続ける。
そこでぬそ崩壊。
「なんで私怒られてるんですか?」と聞いても「ふざけんな!」等々怒鳴られまくり…発作。
怖い。殺される。(そんなわけ無いんだけど、そのくらいの勢いで怒ってる)
動悸がして呼吸が出来ない。立っていられない。苦しくて涙がでて止まらない。
薬飲まなきゃ死ぬ。そう思った。
そんな時、お巡りさんがやっと来た。
息子はお巡りさんに怒鳴りまくってる。
うずくまるぬその背後にぬそ父。「どうした…?大丈夫か…?」
「大丈夫だから部屋にもどってて…」と言っても心配な父は戻らない。
でも苦しい。早く薬飲みたい。
管理人室に見えた台所。「薬のみたいので、お水いただけませんか?」と言うと、父親らしき方が「コップ無いからちょっと待ってて」とミネラルウォーターを買ってきて下さった。
そして息子さんに「お前もういいから帰れ!」と怒鳴っていた。
息子さんはお巡りさんに相変わらず怒鳴りまくっていた。
ぬそは財布からお金を出して渡そうとしたら「いいから」と受け取って貰えなかった。
色々あった結果、ぬそ父がちゃんとカバンを持って出かけ、カバンを持って帰ってきている事が証明され「紛失届」ではなく「盗難届」となった。
あたりまえやん。一緒に置いてあった使ってないカバンも一緒に無くなってるんだから。
でもね、指紋取れなかったよ。後は防犯カメラにそれらしき人が映っていますように…と祈るだけ。
財布もカバンも無くなったぬそ父の落ち込みようは半端無い。
でも取られたのが物だけで、命まで取られなくて良かったと思おうと話した。
でも「死んだ方がましだ」なんて言うんだもん。どうしてくれよう。
明日、ぬそ父は64才の誕生日を迎える。
可哀想で仕方ない。
涙が止まらない。
戸締まりだけはちゃんとするように…と念を押して帰ってきたけど…。
見てられないです…。
息子2が「じじと一緒のがいい!」と言って選んだバッグ。返してくれ!!
朝、病院待合室で待ち合わせたぬそ父から聞かされた話しはその時は深刻に受け止めていなかった。
「昨日の夕方、買い物から帰ってきた時はあったカバンが、朝起きたら無くなってた」
と。
脳梗塞の影響で時計で言うと「9時〜12時」の範囲は見えてない。
探したけど見つけられなかったんじゃないか?との思いが強かった。
お世話になってる施設のスタッフさんに事情を説明して、デイサービスから送り届けて貰う時に一緒に探して貰えるようにお願いした。
結果、無かった。
警察に事情を説明して、マンションの防犯ビデオを見せて貰えるように、警察が管理会社と約束を取り付けた。
理由は「きちんとカバンを持って出かけ、カバンを持って帰ってきた事が照明出来なければ、自宅から無くなった証拠にならない」ということ。ぬそ父は脳に障害がある。そういう人の話を全て信じることが難しいのだという。
ごもっとも。
約束の時間は17時。父の部屋で待つように言われていたぬそは、17時を10分ほど過ぎた頃「遅いなー」と思い、1階の管理人室に出向いた。
するとそこには2人の男性がいた。
どうやら所有者親子のようだった。
「警察の方、まだですか?」と聞いたら息子が怒鳴りだした。「何時だと思ってるんだ!」「いつまで待たせるんだ!」「もう帰るぞ!」「カメラ見たからって何が分かるんだ!」「見せる事を拒否できるんだぞ!」「まえもそうだったじゃないか!」等々怒りが収まらないご様子。
私は「カバンをきちんと持って出て、持って帰ってきたという確認が必要だといわれまして…」と説明すると「そんなもん見えるわけないじゃないか!」と怒鳴り続ける。
そこでぬそ崩壊。
「なんで私怒られてるんですか?」と聞いても「ふざけんな!」等々怒鳴られまくり…発作。
怖い。殺される。(そんなわけ無いんだけど、そのくらいの勢いで怒ってる)
動悸がして呼吸が出来ない。立っていられない。苦しくて涙がでて止まらない。
薬飲まなきゃ死ぬ。そう思った。
そんな時、お巡りさんがやっと来た。
息子はお巡りさんに怒鳴りまくってる。
うずくまるぬその背後にぬそ父。「どうした…?大丈夫か…?」
「大丈夫だから部屋にもどってて…」と言っても心配な父は戻らない。
でも苦しい。早く薬飲みたい。
管理人室に見えた台所。「薬のみたいので、お水いただけませんか?」と言うと、父親らしき方が「コップ無いからちょっと待ってて」とミネラルウォーターを買ってきて下さった。
そして息子さんに「お前もういいから帰れ!」と怒鳴っていた。
息子さんはお巡りさんに相変わらず怒鳴りまくっていた。
ぬそは財布からお金を出して渡そうとしたら「いいから」と受け取って貰えなかった。
色々あった結果、ぬそ父がちゃんとカバンを持って出かけ、カバンを持って帰ってきている事が証明され「紛失届」ではなく「盗難届」となった。
あたりまえやん。一緒に置いてあった使ってないカバンも一緒に無くなってるんだから。
でもね、指紋取れなかったよ。後は防犯カメラにそれらしき人が映っていますように…と祈るだけ。
財布もカバンも無くなったぬそ父の落ち込みようは半端無い。
でも取られたのが物だけで、命まで取られなくて良かったと思おうと話した。
でも「死んだ方がましだ」なんて言うんだもん。どうしてくれよう。
明日、ぬそ父は64才の誕生日を迎える。
可哀想で仕方ない。
涙が止まらない。
戸締まりだけはちゃんとするように…と念を押して帰ってきたけど…。
見てられないです…。
息子2が「じじと一緒のがいい!」と言って選んだバッグ。返してくれ!!
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